2012年 9月スペイン料理「体験クラス」のご案内…

スペイン料理基礎「体験クラス」  6,000円(1回)

「スペイン料理に興味はあるけれど、入会する前に一度試してみたい…」という方のために、気軽に参加できる体験クラスのシステムが始まりました。
入会金なしで、スペイン料理・基礎のクラスに1回だけ参加できます。また、参加後に引き続きクラスの受講を続けたい方には、入会金特別割引きもご用意しています。
この機会にぜひ、おいしくて健康的、身近な材料で簡単に作れるスペインの家庭料理に挑戦してみませんか?

日程:(各定員8名様)
・2012年 9月 8日【土曜日・午後2時~】
・2012年 9月 9日【日曜日・朝11時~】
・2012年 9月12日【水曜日・朝11時~】
メニュー
・2012年 9月:
[カスティーリャの料理]
 にんにくのスープ、野菜料理、スペイン風オムレツ、デザート。

※講習と試食で約2時間かかります。
※費用:6,000円(試食、ワイン、テキストを含む)
※「体験クラス」参加後に引き続きクラスの受講を続けたい方には、入会金特別割引がございます。詳しくはお問い合わせください。


定員につき、締め切らせていただきました。また次回に、ぜひご参加ください。

2012.08.14

「フラメンコ・ギタークラス」のご案内

フラメンコ・ギタークラス 月謝13,000円~(50分クラス月2回)

ギター
カルロス・パルドの個人クラス。基本から上級まで指導します。
クラスの時間は、直接メールなどでご相談ください。

〔入会金〕初めての方のみ 10,000円(すべてのクラスに共通)
※スペシャル・キャンペーンなどもございます。詳しくはお問い合わせください。


お申し込み&お問い合わせは、
下記フォーム又はinfo-spain★mbh.nifty.com(★を@に替えて)をご利用ください。

メールフォームからの「お申し込み・お問い合わせ」も可能です。

2012.08.14

2012年秋…「スペイン料理クラス」のご案内

スペイン料理基礎  18,000円(3ヵ月分)

料理クラスのようす
一年間で、もっとも代表的なスペイン各地方の簡単な歴史と風土気候、そして料理をご紹介していきます。
(定員8名)
(A)水曜 朝11時~ 9月12日、10月17日、11月 7日
(B)土曜 午後2時~ 9月 8日、10月13日、11月 3日
(C)日曜 朝11時~ 9月 9日、10月14日、11月 4日


・ 9月:[カスティーリャの料理]にんにくのスープ、野菜料理、スペイン風オムレツ、デザート。
・10月:[カンタブリアの料理]魚介類のスープ、サラダ、イカの墨煮、デザート。
・11月:[ナバラの料理]野菜のメネストラ、仔羊のチリンドロン、デザート。


スペイン料理応用 20,000円(3カ月分)

料理クラスのようす
今学期は、素朴な地方料理の中から、スペイン料理本来の魅力を探りたいと思います。ヘルシーな家庭料理とワインを楽しみましょう。
(定員8名)
(A)水曜日朝11時~ 9月26日、10月24日、11月14日
(B)土曜日朝11時~ 9月22日、10月20日、11月10日
(C)日曜日朝11時~ 9月23日、10月21日、11月11日


・ 9月:[バスクの家庭料理から]スープ、魚料理、デザートなど。
・10月:[ムルシアの伝統料理から]スープ、魚料理、デザートなど。
・11月:[アンダルシアのクリスマス料理から]オードブル、肉料理、デザートなど。


☆ 応用クラスは、基礎クラス受講済みの方、または同時受講の方のみとなります。
☆ 応用クラスのメニューは都合により変更することもありますので、ご了承ください。

〔入会金〕初めての方のみ 10,000円(すべてのクラスに共通)
※スペシャル・キャンペーンなどもございます。詳しくはお問い合わせください。


定員につき、締め切らせていただきました。また次回に、ぜひご参加ください。

2012.08.14

¡Hola!

島根県津和野の鮎料理(撮影:小浦場 祥夫)

(撮影:小浦場 祥夫)

 今、世界の料理人たちが最も注目しているのは日本料理だ、といいます。「21世紀は日本料理の時代だ」と言い切るシェフも少なくありません。
 世界の料理シーンの最先端を走ってきた「エル・ブジ」のフェラン・アドリアの料理が、日本料理そのものだけでなく日本の食文化の根本、もてなしの哲学までも理解して取り入れたものであることはいうまでもないでしょう。
 そして、日本の料理の素晴らしさに触れるたびに、それはもっともなことだとうなずいてしまいます。ここまで自然に寄り添った、自然と共存して生まれた料理は世界でも類をみないでしょう。
 夏が来る。鮎が採れる。それを炭火で焼いて頭からワタまで全部おいしく食べる・・・。これ以上シンプルな発想はなく、これ以上贅沢な料理もありません。
 どんなにアイデアを凝らした新しい料理の皿が美しくても、この1匹の鮎の姿にはかないません。そこには、自然を愛し、自然と闘うのではなく受け入れるところから始まる日本人の姿勢がはっきりと現れています。
 この自然を失うようなことを許していいのでしょうか? 鮎が汚染されて、もう美しい炭火焼にできなくなってしまってもいいのでしょうか?
 世界は今、日本に注目しています。私たちが、どうやって日本の自然を守って行くのか、子供たちの未来を築いていくのか。そして日本の素晴らしい食を世界中に発信し続けていくことが出来るのか。その問いに答えるにはまず、この美しい国に生まれた幸運を改めて感謝し、その美しさを守るために何をしたらいいのか、一人一人が考えていく必要があるのではないでしょうか。
※写真「島根県津和野の鮎料理(撮影:小浦場 祥夫)」

渡辺 万里

2012.07.12

スペイン料理ひとりごと・その9
Entre cazuelas y morteros
「人は交わる友により…」

18. de junio. 2012

料理エッセイ
 「人は交わる友により、良きに悪しきに変わるなり・・・」
 これは、私が高校で教えられた、すごく古風な歌(明治天皇の御后作)の1節です。私ならこれをちょっと変えて「人は食べるものにより…」と言いたいところです。
 フランスの食評論家として名高いブリヤン・サバランにもこんな言葉があります。「あなたが何を食べているか言ってごらん、あなたが何者かあててみせよう」。
 何を食べているか? これはとても基本的で重要な命題です。スペインのように、地方ごとに大きく異なる文化圏を構成している国では、食べ物も地方によって大きく異なります。大げさではなく、「何を食べているか」が、どこの地方のどんな文化圏の人であるかを表していると言っても言い過ぎではないのです。
 ちょっと「私は誰?」クイズをしてみましょう。

マラガ風フライの盛り合わせ

マラガ風フライの盛り合わせ

 「私は週に3回はお米料理を食べます。」
 これは、ほぼ間違いなくバレンシア地方の人でしょう。アラブ民族によって米の栽培が定着したバレンシアはスペイン一番の米どころとして知られ、米料理の多くはこの地方生まれのもの。反対に、米はめったに食べないという地方も珍しくありません。
 「港で水揚げした魚は、すばやく揚げておいしく食べます。」
 これは南部アンダルシア地方の可能性が高いですね。アフリカ大陸に近く夏には40度までも気温が上がるアンダルシアの沿岸では、とれたての魚はすぐ茹でるかすぐ揚げるのが一番賢い料理法です。そしてオリーブ油の最大の産地であり、オリーブ油をふんだんに使うアラブ民族の嗜好を色濃く受け継いだ地方でもあります。
 「放牧している羊のチーズと豆が、もっとも日常的なタンパク源です」
 これは、中央部ラ・マンチャ地方。広大なメセタ(台地)には羊が放牧されていて、その羊の乳から作るケソ・マンチェゴはスペインの代表的なチーズです。かつて魚といえば干したタラくらいしか入手できなかったこの地方には、チーズ以外では豆や雑穀などが主な食材という質素な食事が今も受け継がれているのです。
 「オリーブ油は作っていないので買ってこなければなりませんが、だからこそ上手に使います。土鍋を使う美味しい料理がたくさんあります。」
 これは北部バスク地方。オリーブ栽培の北限に位置しているため南部のように豊富なオリーブ油があるわけではないのに、だからこそ素晴らしい料理の数々を生み出した、美食で名高い地方です。
 さて皆さんは、今日何を食べているでしょう。日本料理? フレンチ? イタリアン?中華? それともファーストフード? デパ地下?・・・・。これでは、新しい食文化圏の、新しい食分布地図を書かなくてはいけませんね。

渡辺 万里

2012.06.18
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