Farm to Table in Utsunomiya vol.1
一人ひとりのテロワール

FARM TO TABLE in UTSUNOMIYA

軽井沢ガストロノミープロジェクト
WIG食の世界の女性たちの会 共催

能登への想いを込めて

能登震災と共に始まった2024年。
私たちのプロジェクトは、出来ることを模索する中で感じてきました。

仲間が集まれば、一人では出来ないことが出来る。
一歩先を見れば、今までと違うものが見えてくる。

だから・・・
2025年。新たな拠点から、新たな呼びかけを始めます。
いま、『食』の力で何が出来るのか。
一緒に考えてみませんか?

能登。仙台。常陸大宮。宇都宮。いすみ。
5カ所から集まってくれるシェフたちが、
自分の土台となるテロワールを
一皿の料理にして見せてくれます。
食で何を実現したいと思っているかを語ってくれます。

そして輪島からは輪島塗・漆芸家の赤木明登さんが参加して、
震災後の能登で歩んできた道のりと
これからの能登への想いを語ってくださいます。

シェフたちの渾身の料理を味わうだけでなく、
話を聞き、共に語り合える時を持つ。
そんな贅沢な1日をお過ごしください。

宇都宮で、お待ちしています。

渡辺万里


時:2025年3月9日
*オープニングセミナー「工藝的復興について」 11:00〜
ゲスト 赤木明登 (輪島塗・塗り師)輪島市
聞き手 土田美登世

*ランチ 12:30〜
シェフ 音羽明日香(オトワレストラン) 宇都宮市
木村藍(五氣里)いすみ市
臼田雅(お料理うすだ)仙台市
藤良樹(ヨシキ・フジ)常陸大宮市
特別ゲスト
池端隼也(芽吹き)輪島市

*デザート座談会 14:00〜14:30
参加シェフとゲスト 一同

同時開催予定「生産者プチマルシェ」;能登支援販売
会場内ロビー・スペースにて

場所:アンジェロコート東京・宇都宮
会費:18000円(セミナー参加費、ランチ・飲み物・税サービスを含む)
定員:40名

お申し込み:peatixから
https://farmtotable-utsunomiya1.peatix,com
お問い合わせ:
info@karuizawa-gastronmy.com

FARM TO TABLE in UTSUNOMIYA

2025.01.15

軽井沢ガストロノミー・フォーラム2019開催レポート

 とかく男性に注目が集まりがちな食の世界。でもそこにはたくさんの素晴らしい女性たちが活躍している。そんな「食の世界の女性たち」をテーマにした第2回軽井沢ガストロノミー・フォーラムが7月17日に開催された。

 本フォーラムの主役はもちろん女性。「現場は私たちが主役!」と題した座談会では、食の世界の重要な担い手として注目されている生産者の女性たちが登壇した。「軽井沢サラダふぁーむ」の依田美和子さん、「ひまわり農園」の掛川育臣さん、「平井農園」の平井久美さん、それぞれ女性ならではの視点を持ちつつ活躍されているが、共通認識としては「消費者に生産地まで直接足を運んでほしい」ということ。野菜がどう作られているか、お米がどう育っていくかを知ることで、より豊かな食卓を実現してほしいという。過酷な労働条件の中で仕事をしていたりとなかなかに大変な彼女たちであるが、皆「やりがいを感じている」と素敵な笑顔を見せた。

 スペインからの特別ゲスト「ア・タフォナ・デ・ルシア・フレイタス」のルシア・フレイタスシェフは、スペインで18%しかいないという女性シェフの一人。女性として苦労した時期はあったが、女性だからこそ、子供のために強くなるという気持ちを持てたこと、そして何より常に成功するための希望を捨てなかったことが彼女の活力となったという。現在スペインで食にかかわる女性たちを集めたMEG(Asociacion de Mujers en Gastronomia)を組織し、男性優位の料理の世界に一石を投じている。

「志摩観光ホテル」の樋口宏江総料理長、「里山十帖」の桑木野恵子総料理長、「シュヴァル・ド・ヒョータン」の川副藍シェフ、「Umi」の藤木千夏シェフ、「ヴィラ・デ・マリアージュ軽井澤」の小林愛実総料理長たち5人の「厨房からのメッセージ」と題した座談会で感じたことは、みな性差を感じる前に料理、とりわけ食材に真摯に向き合っていること。皆計り知れない努力をし、女性ならではの苦労をしているかもしれない。でもその前に、お客様に喜んでもらうため、そして食材を使いつくすために力を注いでいた。これは女性男性に限らず、料理にかかわるものとして、一番に考えなければいけない事象であろう。

 食の世界では確かにまだ男性が優位なのかもしれない。ただガストロノミーの根本的な意味、つまりその土地ごとの伝統的な料理は祖母から母、娘、孫娘と女性がつないできたことも無視できない事実。男性女性、性差こそあれどちらが上でも下でもない。ただ同じ道を歩んでいく。それを知ってもらうのが、本フォーラムの意味の一つであるという。

 とはいえ、食はおいしく楽しくいただくのが一番のこと。その思いは変わらないが、素材の作り手、料理の作り手の思いを知る。それこそが心から「ごちそうさま」と言えるのだと改めて感じた。


杉野 治子
ライター。発酵食エキスパート。上海のフリーペーパー『Whenever上海』にて「太太倶楽部」を連載し好評を博す。現在、英語料理教室のライティングスタッフとして活動する傍ら、日本の豊かな発酵文化を探求すべく酒蔵などを巡る。

2019.09.10

斉藤孝教授記念サロン・鈴木健人氏帰国報告会

斉藤孝教授のOB会をかねて、年1回から2回、目白のサロンで集まり、メンバーのお話を聞き、そのあとは楽しく懇談します。
今回は、鈴木先生の帰国報告を聞かせていただきます。どうぞふるってご参加ください。
*OB以外の方の参加も受けています。どうぞお気軽においでください。
日時:10月6日(土曜)午後3時から
場所:スペイン料理文化アカデミー
会費:3,000円(軽食、飲み物を含む)

2018.09.16

2月18日受付開始「岩手支援・盛岡特別講習会」

*このイベントのお申し込みは、開催する店舗へのメールのみとなります。当サイトへのお申し込みではありませんので、ご注意ください。

岩手支援・特別講習会 - ルシア・フレイタス
震災によって傷ついた岩手の大地も海も、すでに力強く立ち直りつつあります。スペインから三陸の被災地への復興支援の思いを抱いて、ルシア・フレイタスが盛岡を訪問します。
生産者や料理人の方に、よく似た風土ガリシアに生まれ育ったルシアの、料理に寄せる思い、料理へのアイデアなど様々な話を聞いていただけたらと思います。ふるってご参加ください。

日時:2018年4月24日 午後1時 開場/午後1時半 開始
会場:「内臓料理とチーズのお店 ダコッタ」(岩手県盛岡市)
参加費・無料
定員:40名(予約先着順)
申し込み:ダコッタ email:h3fooddesign@gmail.com

※下記の画像をクリックでチラシ(PDFファイル)のダウンロードや印刷が可能です。
岩手支援・特別講習会 - ルシア・フレイタス

2018.02.25

2月18日受付開始!ルシア・フレイタス「女性のためのワークショップ」

*お申し込みは、アカデミーへのメールの受付となります。ご注意ください。

ルシア・フレイタス「女性のためのワークショップ」スペインには昔から、優れた「コシネーラ(女性料理人)」の伝統があります。その最先端にたつルシアが、料理を愛する日本の女性たちへの応援の気持ちを込めて開催する講習会です。
仕事として料理を志すも、家族のために料理をする人も、どうぞ素敵なひとときをルシアと共有してください。
ビデオ上映、ガリシアについてのトーク、そしてルシアの創作料理2品のデモンストレーションと試食があります。

日時:2018年4月25日11時半開場/12時開始
会場:シュヴァル・ド・ヒョータン(池袋西口)
参加資格:女性のみ
会費:一般4500円 
   調理師学校生徒・大学生・未成年・飲食店勤務 2000円
  *お申し込みのときに、お申し出ください。
定員:25名(予約メール先着順)
お申し込み:2月18日午前10時から
お申し込み・お問い合わせ:スペイン料理文化アカデミー

メール:info-spain@mbh.nifty.com または、
メールフォームからの「お申し込み・お問い合わせ」も可能です。


※下記の画像をクリックでチラシ(PDFファイル)のダウンロードや印刷が可能です。
女性たちのためのワークショップ - ルシア・フレイタス

2018.02.25
前の記事
このページのトップへ