¡Hola!
あけましておめでとうございます。
多難な2011年が終わり、新しい年が始まりました。
ただ良い年になれと祈るだけではなく、一人一人の努力で良い年にしていく。
そんな決意が必要な年なのではないかと思います。
ささやかでも、この1年をより良い年にしていくための一歩一歩と、
皆様と一緒に重ねていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
多難な2011年が終わり、新しい年が始まりました。
ただ良い年になれと祈るだけではなく、一人一人の努力で良い年にしていく。
そんな決意が必要な年なのではないかと思います。
ささやかでも、この1年をより良い年にしていくための一歩一歩と、
皆様と一緒に重ねていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
!feliz Navidad!
マドリードからクリスマスのご挨拶を送ります。
色々大変な1年でしたけれど、
家族や友人とクリスマスをすごすことができることに、心から感謝しながら、
この日を過ごしたいと思います。
それができない、
沢山の方に思いをはせながら。
スペインの家族と友人たちからも、
日本の皆さんに心からの挨拶を送ります。
12月の、風の冷たいマドリードに着きました。気温の寒さだけでなはなく、経済の冷え込みもひしひしと感じられます。
バブル崩壊後の日本を思い出させるような、スペインにしては暗い年の暮れ。去年以上の景気の悪さは、クリスマスという1年で一番盛り上がるはずの季節を、少し陰らせています。
それに輪をかけてさびしく感じられるのが、以前なら町の通りを歩くとあらゆるウィンドウに飾られていたベレンが、ほとんど見られないことと、イルミネーションが少なくて点灯時間も短いこと。
イルミネーションのほうは節電、節約という意味で仕方がないとしても、ベレンがないのは、ちょっと考えさせられてしまいます。
社会党政権はいくつも良い遺産を残したと思いますが、宗教へのけん制とベレンの排除は、関係ないのではないでしょうか。多くのスペイン人にとって、ベレンは日本の鏡餅くらい日常的な伝統で、ことさらに「信仰』を振りかざす行為とは思えないのですが・・・。
イエス様を待ち、3人の王様が贈り物を持ってきてくれるのを指折り数えて待つこと。そこに、宗教が強い権力を持ってきたこの国の歴史の暗黒の面を連想しないのは、私がこの国に育っていないからでしょうか。
今もベレンを飾っている友人の家でほっとしながら、明日から通りを散策してベレン探しをしてみようかと思っています。
「ロスコン・デ・レイジェス(王様の日のリング菓子)」。聞いたことありますか? スペインのクリスマス菓子のひとつで、特に1月6日の公現節、スペインでは「ディア・デ・ロス・レジェス・マゴス(3人の賢人王の日)」と呼ばれる日に食べるパン菓子です。
ロスコンのルーツは古代ローマに遡るとも言われ、ブリオッシュに似たオレンジの香りの甘いパン生地を土台として、王冠をかたどったともいわれるリング型に焼くところからロスコン(大きなリング)と呼ばれます。中には小さな瀬戸物のフィギュアがひとつ入っていて、これが当たった人に幸運を招くといわれています。
1月5日から6日にかけて、スペイン中のお菓子屋さん、パン屋さんには、ロスコンを買う人たちで長い行列ができます。そして家でコーヒータイム。フィギュアが当たった人も当たらない人も、楽しいひと時を過ごします。
3人の王様がキリストに贈り物を持ってきた日。その日を祝うお菓子が、私たちにも幸運ももたらしてくれるといいですね。