私のお勧めレストラン その8


 私が「スペイン最高の女性シェフ」として以前から尊敬してきたカルメ・ルスカデーリャのレストラン「サン・パウ」が、嬉しいことに東京にオープンしました。
 こじんまりした海辺の町の本店で自分のポリシーをかたくななまでに守ってパーフェクトな料理を作ってきた彼女を、こんな遠くまで進出する気にさせた日本企業の熱意には脱帽です。
 高品質な素材へのこだわり。カタルニア料理に欠かせない調味素材を柱にした、しっかりとした味覚の展開。華やかで女性らしく繊細、それでいてダイナミックな視覚的魅力溢れる皿の数々。そしてメニュー構成からは、「日本にカタルニアの文化を伝えたい」と熱意を燃やすカルメの意気込みが伝わってきます。
 価格帯は高めですが、それだけの価値のあるひとときが過ごせると思います。もちろんスペインの本店に行くことができれば、それが最高ですが……。

住所 東京都中央区日本橋1-6-1 コレド日本橋ANNEX
TEL 03-3517-5700(レストラン) 03-3517-5702(ワインバル)
営業時間 12:00~15:30(L.O.13:30) 18:00~25:00(L.O.21:00)
定休日 月曜(レストラン) 無休(ワインバル)
予算 ランチ:8,000円(平日のみ) ディナー:21,000円
文:渡辺万里
2011.07.18

スペイン映画大好き!
¡A mí me gusta cine español!
El Secreto de Sus Ojos(瞳の奥の秘密)

瞳の奥の秘密 

本年度アカデミー賞「最優秀外国語映画賞」受賞作品
原題: EL SECRETO DE SUS OJOS
英題: THE SECRET IN THEIR EYES

監督・共同脚本・編集:ファン・ホセ・カンパネラ
出演:リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル、ギレルモ・フランチュラ 他
配給:ロングライド
公式HP: http://www.hitomi-himitsu.jp/
2009年/スペイン=アルゼンチン/スペイン語/129分

ストーリー:
25年前の凄惨な殺人事件、25年を経た今もなお変わらぬ想い―
瞳は、何を映し、何を語るのだろう。


瞳の奥の秘密刑事裁判所を引退したベンハミンは、忘れがたいある事件を題材に小説を書き始める。それは、1974年にブエノスアイレスで結婚間もない女性が殺害された凄惨な事件だった。妻を奪われた銀行員の夫の深い愛情に突き動かされたベンハミンは、判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどりつくが…。
瞳の奥の秘密あれから25年。タイプライターを前に、自身の人生を振り返るベンハミンに、上司だったイレーネの存在が鮮やかに甦る。いまだ過去に生きる自分と決別するために、彼は事件の裏側に潜む謎と、今も変わらぬイレーネへの想いに向き合うことを決意する。果たして、ベンハミンは失った歳月を取り戻すことが出来るだろうか?

写真提供:アステア http://www.astaire.co.jp

*****渡辺 万里 からの推薦文*****

エドゥアルド・サチェリの小説、「ラ・プレグンタ・デ・スス・オホス(瞳のなかの問い)」の映画化。昨年のアルゼンチン映画界でもっともヒットした映画となった。過去の事件と現在が交差するよくできたミステリー映画だが、俳優陣が魅力的。エンターティメントとして飽きさせない佳作となっている。

2010.10.10

待たれていた「スペインの竃から」改訂版・発売!

スペインの竃から(改訂版)
 スペイン料理ブームのなかで、正しいスペイン料理のルーツを知ってほしい、という願いから生まれた日本で始めてのスペイン料理の研究書。食べるだけの人にも作る人にも読んでほしい。スペイン好きな人には必読書。

価格:1,800円+税
出版社:現代書館

2010.10.10
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