¡Hola!
季節柄、スペインのテレビを見ても雑誌を見てもキノコ料理のオンパレードです。地方によってキノコの種類は様々でも、どれも美味しそう。
それを見るにつけても、汚染された日本の国土のことが本当に口惜しく悲しい気持ちで思い出されます。今年は、私が例年楽しみにしている信州でも汚染度が高いため、キノコは採って食べないようにとの指示が出されました。
キノコだけではなくて農作物も海産物も、今日大丈夫だと言われたものも、明日のことはわかりません。刻々と変わる判定を待つことは、消費者以上に生産者にとって、どんなにか辛いことでしょう。
現状を把握して、最善の道を探すこと。これ以上被害を増やしたり悲劇を繰り返さないために、それぞれが何が出来るか考えること。日本の私たちには、色々な課題が出されていると思います。
安心して、おいしく食べられる。当たり前だと思っていたことのありがたさをひしひしと感じるとともに、次の世代のために安全な食を確保するよう努力しなくてはと痛感するこの頃です。
渡辺 万里