「ひとり親家庭支援の寄付付き」 WIGメンバーの食材、特別販売のご案内

「ひとり親家庭支援の寄付付き」 WIGメンバーの食材、特別販売のご案内
 

コロナ禍をきっかけとして世界の価値観までが変わろうとしている今、私たちに何ができるのか?

 
そんな問いを投げかけていくなかで、「ひとり親家庭」の支援というテーマが浮かび上がってきました。
食に関わる私たちだからこそ、食のジャンルから応援を立ち上げよう。そんな企画です。どうぞ申し込んで、購買と同時に寄付をしてください。素晴らしい生産者さんたちが、心を込めて特別価格で協賛してくださって実現した企画です。
食ができること。食で変えられること。もっと探していきましょう。
 
WIG(食の世界の女性たちの会)のメンバーたちの食材を買って仲間を応援しつつ、さらにひとり親家庭への寄付ができる「寄付つき食材」の特別販売の企画です。
コロナ禍の困難な事態をみなで乗り越えるために、女性として母として、より大きな負担を抱えて生活しているシングルマザーの方たちを、ささやかでも支援しませんか?
 
WIGのメンバーのみなさんが生産・販売している人気食材を特別価格で購入できる、特別なチャンスでもあります。
みんなが大変なときだからこそ助け合いたいという、WIGの願いを込めた企画、どうぞふるってご参加ください。
そしてこれを機会に、素敵な生産者の方たちとも、お友達になってください。
 
▶ 申し込みページ
「ひとり親家庭支援の寄付付き」 WIGメンバーの食材、特別販売お申込みページ
 

2020.05.27

信州台風被災者支援「バレンタイン・チャリテイーパーティー」

信州台風被災者支援「バレンタイン・チャリテイーパーティー」
スペイン料理に熱く燃える3人のシェフが、被災地支援のために立ち上がりました。信州の素材を生かしたスペイン料理のいろいろが、この日限りのメニューとして登場します。
東京と神戸で結ばれた3人の人気シェフの、心のこもった料理を楽しみながら、長野県の被災地支援もできるチャンスです。
どうぞふるってご参加ください。

・日時:2月16日(日)12時半〜15時
・会場:スペイン料理文化アカデミー
・会費:8,000円(ビュッフェ形式)
*ドリンクはキャッシュオン形式で、売り上げの全額を寄付させていただきます。
申し込み:info-spain@mbh.nifty.com
定員:30名

2020.01.23

フランスのお惣菜で、 豊かな食卓を

WIG主催 食のワークショップ その1

明けまして、おめでとうございます。
スペイン料理文化アカデミーは、2020年が少しでもより良い年のなるよう、
新しい年にふさわしい活動を一歩一歩進めていく所存です。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

当アカデミーの全面支援のもと2019年に発足した「WIG食の世界の女性たちの会」から、新年のイベントのご案内です。
フレンチレストラン「シュヴァル・ド・ヒョータン」の川副藍シェフのご協力をいただいて、東京でのワークショップを開催いたします。
フランスの家庭料理から、素材を生かしてフードロスを出さない料理のご紹介。
女性生産者から見る、これからの食についてのお話。
そしてシェフを交えて語り合いながらの試食と、WIGならではの充実した企画です。
食をめぐっての新しい出会いのひとときに、どうぞふるってご参加ください。


【特別ゲスト】
 藤原喜代子  長野県「安曇野放牧豚」放牧豚
 松澤みどり  小諸市「松澤農園」 有機栽培りんご
 平井久美    奈良県「平井農園」 富有柿
【シェフ略歴】
 川副 藍
 千葉県いすみ市出身。コルドンブルー代官山校を卒業後、「コンラッド東京」その他都内フレンチレストランに勤務。ソムリエのご主人と2012年「シュヴァル・ド・ヒョータン」を立ち上げる。2019年ミシュラン東京「ビブ・グルマン」に認定される。杉本敬三シェフ、小林寛司シェフなど著名シェフとのコラボを重ねて、高く評価されつつある。


◎とき:2020年1月22日(水)19時〜21時

◎ところ:「シュヴァル・ドゥ・ヒョータン」
 東京都豊島区西池袋3-5-7 ウィルコート1F(池袋南口より徒歩6分)
 https://cdhyotan.tokyo/

◎メニュー
 平井さんの柿のオードブル
 藤原さんの骨つきスペアリブのスープ
 藤原さんのバラ肉の簡単ベーコンのキッシュ
 藤原さんの豚肉の、即席ロースハムのサラダ
 松澤さんのりんごのデサート

◎会費
 一般(会員以外の方) ¥4,800
 WIG会員 ¥4,300 (当日の入会も可能です)
 ユース会員 ¥2,300

◎お申し込み:Peatixからお願いします。
https://20200122wig.peatix.com/

*お申し込みは、peatexにて受け付けていますが、銀行振込も可能ですので、メールでお問い合わせください。
 Email: oficina@wig-japan.com WIG事務局

チラシ ダウンロード

2020.01.06

Farm to Table ファーム・トゥー・テーブル 2019

「自然と対話する食卓」
・・・信州の豊さに感謝を込めて・・・

今年も、1回だけの特別なダイニングが軽井沢を舞台に繰り広げられます。
そのキーワードは、「自然」。
独自の視点をもち、地方のガストロノミーを牽引する二人の料理人を中心に、7人の豪華なメンバーが秋の信州に集います。
彼らの出会いが、その日の食卓に、どんな物語を紡ぎだしてくれるのか・・・。
この素晴らしいひとときを、どうぞご一緒に。
軽井沢の森で、お待ちしています。

日 時:2019年11月17日12時開場 / 12時半開宴
場 所:ヴィラ・デ・マリアージュ軽井澤
会 費:23,000円(ドリンクペアリング、税サービス込み)
定 員:40名

チラシPDFダウンロード

お問い合せ・お申し込み
※申し込み開始:2019年 9月14日(土)10:00より予約受付開始
※メール申し込み、peatex申し込み、同時受付
メール申し込み:contact@bishoku-karuizawa.com
申し込み:https://peatix.com/event/1328024/

2019.10.15

軽井沢ガストロノミー・フォーラム2019開催レポート

 とかく男性に注目が集まりがちな食の世界。でもそこにはたくさんの素晴らしい女性たちが活躍している。そんな「食の世界の女性たち」をテーマにした第2回軽井沢ガストロノミー・フォーラムが7月17日に開催された。

 本フォーラムの主役はもちろん女性。「現場は私たちが主役!」と題した座談会では、食の世界の重要な担い手として注目されている生産者の女性たちが登壇した。「軽井沢サラダふぁーむ」の依田美和子さん、「ひまわり農園」の掛川育臣さん、「平井農園」の平井久美さん、それぞれ女性ならではの視点を持ちつつ活躍されているが、共通認識としては「消費者に生産地まで直接足を運んでほしい」ということ。野菜がどう作られているか、お米がどう育っていくかを知ることで、より豊かな食卓を実現してほしいという。過酷な労働条件の中で仕事をしていたりとなかなかに大変な彼女たちであるが、皆「やりがいを感じている」と素敵な笑顔を見せた。

 スペインからの特別ゲスト「ア・タフォナ・デ・ルシア・フレイタス」のルシア・フレイタスシェフは、スペインで18%しかいないという女性シェフの一人。女性として苦労した時期はあったが、女性だからこそ、子供のために強くなるという気持ちを持てたこと、そして何より常に成功するための希望を捨てなかったことが彼女の活力となったという。現在スペインで食にかかわる女性たちを集めたMEG(Asociacion de Mujers en Gastronomia)を組織し、男性優位の料理の世界に一石を投じている。

「志摩観光ホテル」の樋口宏江総料理長、「里山十帖」の桑木野恵子総料理長、「シュヴァル・ド・ヒョータン」の川副藍シェフ、「Umi」の藤木千夏シェフ、「ヴィラ・デ・マリアージュ軽井澤」の小林愛実総料理長たち5人の「厨房からのメッセージ」と題した座談会で感じたことは、みな性差を感じる前に料理、とりわけ食材に真摯に向き合っていること。皆計り知れない努力をし、女性ならではの苦労をしているかもしれない。でもその前に、お客様に喜んでもらうため、そして食材を使いつくすために力を注いでいた。これは女性男性に限らず、料理にかかわるものとして、一番に考えなければいけない事象であろう。

 食の世界では確かにまだ男性が優位なのかもしれない。ただガストロノミーの根本的な意味、つまりその土地ごとの伝統的な料理は祖母から母、娘、孫娘と女性がつないできたことも無視できない事実。男性女性、性差こそあれどちらが上でも下でもない。ただ同じ道を歩んでいく。それを知ってもらうのが、本フォーラムの意味の一つであるという。

 とはいえ、食はおいしく楽しくいただくのが一番のこと。その思いは変わらないが、素材の作り手、料理の作り手の思いを知る。それこそが心から「ごちそうさま」と言えるのだと改めて感じた。


杉野 治子
ライター。発酵食エキスパート。上海のフリーペーパー『Whenever上海』にて「太太倶楽部」を連載し好評を博す。現在、英語料理教室のライティングスタッフとして活動する傍ら、日本の豊かな発酵文化を探求すべく酒蔵などを巡る。

2019.09.10
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